Chibaと四間飛車と将棋

詰将棋もあるよ

角交換四間飛車vs四間飛車・初心者にお勧めはこちら!

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あなたは角交換四間飛車と従来通りの普通の四間飛車(ノーマル四間飛車)、どちらを身につけようか迷ったことはありませんか?本エントリーでは、私なりに、どちらが初心者にお勧めの戦法か、考えてみたいと思います。

はじめに

あなたは角交換四間飛車が気になったことはありませんか?藤井九段はその著書の中で、角交換四間飛車について、以下のように語っています。

  • 先手でも後手でも指すことができ、
  • 玉の囲いも固く、
  • 自分から攻めていくことが出来る
  • こんな三拍子揃った戦法は、他に知らない

特に、三つ目ですよね。Googleで「四間飛車」というキーワードで検索すると、関連するキーワードとして、「四間飛車 攻め方」とか、「四間飛車 攻められない」とかいうキーワードが、かなり上位に来ます。皆様やはり、攻め方には苦労しているのではないでしょうか。そういった意味では、角交換四間飛車のこの売り文句は、とても魅力的です。

一方、藤井九段は他にも、

  • 藤井システムを指しこなすには、基礎知識として、普通の四間飛車を指しこなせる必要がある。
  • 角交換四間飛車は、普通の四間飛車とはまた違ったセンスを、必要とする。

といった趣旨の説明もされています。つまり、これを見る限りでは、角交換四間飛車に関しては、普通の四間飛車を覚えずに、いきなり入るのもありだ、という風にも読めます。

果たして、本当にそうなのでしょうか?

結論から言うと、私はやっぱり

初心者にはノーマル四間飛車の方がいい

のではと思います。つまり、ノーマル四間飛車から入った方がいいのではと思います。ポイントは、以下の三つです。

  • 戦法の選択権を握るのは誰か
  • 序盤の駒組みに使う神経
  • 角という玄人向けの駒

それでは、順に見ていきたいと思います。

ポイント1:戦法の選択権を握るのは誰か

狭義に言えば、ノーマル四間飛車は、

  • 角道を閉じ、角交換をしない四間飛車

角交換四間飛車は、

  • 角道を開き、角交換をする四間飛車

と言えます。しかし、広義に言えば、角交換四間飛車には、以下も含まれます。

  • 相手が、角交換に応じてくれる場合
  • 相手が、角交換を保留する場合
  • 相手が、角交換を拒否する場合

果たして、この

戦法の選択権を握るのは誰でしょうか?

角道を閉じるか否かは、自分で選択できます。つまり、ノーマル四間飛車という戦法は、自分の意思で選択できますね。

一方、角交換に応じるか否か、保留するかは、

相手次第

です。自分の意思では選択できません。自分に選択権がある場合、選択しない予定の戦法は特に覚える必要はありません。しかし、選択権が相手にある場合は、どれを選ばれてもいいように、全て対策しておく必要があります。

「初心者が効率よく上達するためには、戦法は一つに絞った方がいい」という話はよく聞きますが、逆説的に言うと、

戦法の選択権が相手にある=戦法を絞れない=初心者向きではない

と、仮説を立てることが出来ます。

ポイント2:序盤の駒組みに使う神経

ノーマル四間飛車の最大のメリットは、序盤の駒組みの分かりやすさと言われることが多いかと思います。つまり、あまり序盤に神経を使わなくていいということですね。その分、詰将棋などの、終盤力のトレーニングに時間を割くことが出来る、との仮説が成り立ちます。

一方、黒沢怜生四段は、その著書の中で、角交換四間飛車について、

  • 序盤の構想力が必要
  • 細心の注意が必要

といった表現をされています。私が素人なりに思いますに、

  • 角交換をした場合、常に相手の角の打ち込みに注意しつつ、駒組みを進める必要がある
  • 角交換を保留した場合、いつ相手が角交換を実行してくるか、常に注意しつつry
  • 角交換を拒否された場合、相手がいつ角道を開けてくるか、常に注意しつつry

あたりではなかろうか、と予想します。特に初心者の場合、不注意から痛いところに角を打ち込まれ、

あーーーーっ!

ってなることも、ままあります。

ご想像の通り、私のことですけどね!

なので、ノーマル四間飛車と違い、序盤からかなり神経を使うと思います。初心者にとっては、高度に感じるかもしれません。

ポイント3:角という玄人向けの駒

同じ大駒でも、角という駒は飛車と比べて、上級者向けの駒ではないかと思います。体感的に、棋力による働きの差がかなり顕著だと思います。つまりどういうことかというと、

初心者は、お互い角を持ちあって打ち込みあうと、不利になることが多い

という仮説を立てることが出来ます。つまり、角交換四間飛車は初心者にとって、自分から不利になりに行くようなものだ・・・と、言えてしまうかもしれません。

まだ盤上にある方が、持ち駒ほど自由に使えないので、そこまでの棋力差が出にくいのではないか・・・と、思われます。

まとめ:戦法を一つに絞るなら

以上の仮説を踏まえ、私は、

  • ある程度強くなるまでは、ノーマル四間飛車に絞って頑張ろう。
  • 十分にノーマル四間飛車を指しこなせるようになり、そろそろ戦法の幅を広げようかな、という段階になったら、もう一度角交換四間飛車を勉強してみよう。

と思っております。さすがに、藤井システムは指しこなせる気がしませんしね。

本エントリーの内容は、これで終わりです。最後まで読んでいただいいて、ありがとうございました。似たような検討をされていらっしゃる方の、何かしらの参考にでもなりましたら幸いです。

それでもどうしても角交換四間飛車から指しこなしたい人は、こちら!

関連エントリー紹介(2017/12/14 追記)

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