Chibaと四間飛車と将棋

詰将棋もあるよ

何をすべき?改めて考えてみる四間飛車の中盤・急戦編

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あなたは四間飛車vs居飛車急戦で攻め潰されて、困っていませんか?もしかしたら、vs持久戦よりも苦手だと思ったりしていませんでしょうか。

本エントリーでは、vs急戦の中盤の指し方を、どのように勉強すべきかについて、私の勉強方法をご紹介させていただければと思います。

何かの参考にでもなりますれば、幸いでございます。

はじめに

前回のエントリーにて、

  • 結局、vs急戦の中盤は、一旦受けに回るのがベターではないか。
  • 急戦の受けを身につけようと思えば、結局定跡を勉強するしかないのではないか。

との仮説を、ご紹介させていただきました。しかしあなたは、こう思いはしませんでしょうか?

定跡を覚えたって、相手がその通り指してくるわけじゃないないし

確かに、その通りです。そして、「定跡を覚えて逆に弱くなる」なんていう都市伝説(?)も、あります。しかしです、

仮に相手が定跡通り指してきたら、勝てますか?

仮に相手が定跡通り指してきて、「四間飛車良し」という結果図にたどり着いたとき、あなたはそこから勝ち切ることが出来るでしょうか。

「確かに、相手が定跡通り指すとは限らない。しかし、仮に定跡通り指したときに、そこから勝ち切る方法を身につけておくことは、重要ではないだろうか?一つ勝ち方を知っておけば、それが軸にもなるし。」

そう仮説を立てて考えてみたのが、今回ご紹介させていただく勉強方法になります。結論から言うと、以下くらいの効果はあるのではないか、と考えています。

  • 上級者相手に勝てるほどの力は確かにいきなりは身につかないが、
  • 中級者に近い力は身につきそう。
  • 定跡を覚えることもできるし、「こんな指し手もあったのね」なんて手筋や終盤の勉強にも、なる。

なんせ、私がそうですし。

というわけで、早速ご紹介させていただければと思います。

その方法とはズバリ

その方法とはズバリ、当サイトの「定跡の後ってどうなるの」コーナーでやっているようなことです。つまり、

  • 以下のような機能を持っている将棋ソフト相手に、
    • 待った機能
    • 指し手指示機能
    • 一手分析機能
  • 定跡の結果図までは「指し手指示機能」で進め、
  • そこから先は「待った機能」と「一手分析機能」を使い、
  • お互い最善手を出し続けた結果、四間飛車側にちゃんと詰みがあることを検証する。

以下、もう少し方法を解説させていただきたいと思います。

もう少し詳しく

まず、使用する将棋ソフトですが、個人的にお勧めなのは、当サイトでもたまに使っている「将皇」という将棋ソフトです。こんなことを言うと怒られそうですが、便利さと不便さが絶妙と言いますか、

  • 一手分析機能は、リアルタイムでは使えない。
  • 一旦対局を終わらせないと、分析出来ない。

この特徴(以降、特徴A)を踏まえまして。まずは、棒銀なら棒銀、引き角なら引き角といった、対策したい急戦の、定跡の結果図をピックアップします。定跡の結果図といっても変化は色々ありますが、

  • お互い、最善手を尽くしている。
  • 結果が「四間飛車良し」で終わっている。
    • プロ目線ではなく、素人目にも良さそうに見えるなら、なおよし。
  • 相手(居飛車側)に選択権がある変化が、少ない。
  • なるべく、後手番でも応用が利く。

上記をなるべく満たす変化が、初級者にはお勧めです。確かに結果は良くなっているが、途中相手に選択権があったり、後手番で使えないような先手限定変化は、あまりお勧めしません。

また、「この局面でこう指すのは、お勧めしません。何故なら、このように四間飛車が悪くなるから」といった「悪くなる変化」は、初心者のうちはスルーしても大丈夫です。

ピックアップが終わったら、「指し手指示機能」を使って、まずはその結果図まで進めます。コンピュータのレベルはMaxがお勧めで、ほっといてもほぼ最善手を指してくれるので、手間が省けます。

最初の1回目は、あまりムキになって待った機能を使わず、勝てなさそうならさっさと投了して一旦終わらせます。そして「一手分析機能」を使い、定跡の結果図の次の一手の、最善手を分析。

たまたま最善手だったら、それに応じる居飛車側の手が最善手だったかどうかを、分析します。そうやって、どこで最善手を外しているか、そのときの最善手がなんだったかを、分析(この、最善手を外したポイントを、最善手外しポイントBとします)。分かったらそこで分析を終了し、2回目の対局を開始します。

2回目の対局では、1回目の対局で最善手を外してしまった「最善手外しポイントB」までを「指し手指示機能」で進め、今度は「最善手外しポイントB」で、最善手を指します。最善手を指したら、その後はフリー指しで最後まで指しますが、やはりムキになって待った機能を使わず、勝てなさそうならさっさと投了してry

これを繰り返して、地道に最善手を重ね続けていきます。「リアルタイムで分析出来ない」という特徴Aのおかげで、何度も何度も、定跡の結果図までを「指し手指示機能」でトレースすることになります。

嫌でも、定跡を覚えます。

最後の方には、定跡書を見なくても、ソラで指し手指示機能を動かせるようになります。リアルタイムで待ったが出来て推奨手を指せる将棋ソフトだと・・・便利すぎて多分覚えれなかったんではないかと、思います。

そんなこんなで一手分析と指し手指示を何十回と繰り返していれば、色々と手筋や受け、寄せなんかも発見出来ます。「なるほどねぇ」と思う手もあれば、「それはちょっと微妙なんじゃないか・・・」なんて思うこともあり、「一人感想戦」状態です。なかには、定跡書では「四間飛車良し」となっているのに、

これは最善手を指し続ければ、絶対詰まない・・・

なんて思うものもあったりして、「この変化は避けよう」なんて勉強にも、なったりします。そんな場合は仕方がないので、別の結果図を選びなおします。そうして一手分析を繰り返し、可能な限り最善手を指し続けて、ちゃんと勝てる手順を見つけます。

まとめる

手順が見つかったら、まとめます。当サイトのようにブログにまとめるのは地味に大変なのですが・・・人に説明できるくらいに整理すると、「腹落ち」も進みます。まとめ・再整理していて、書いている過程で「アレ?」って思うこともあり、より理解が進みます。

また、ついつい忘れてしまうような箇所は、当サイトの「四間飛車と次の一手」コーナーみたいに、「セルフ次の一手集」を作ってみるのも、効果があると思います。

やりっぱなしだといずれ忘れてしまいますが、まとめておけば、後で見直すことも出来ます。

・・・なんだか学校の勉強みたいなノリになってきましたが

おわりに

いかがだったでしょうか。確かに、vs急戦は対策すべき戦法が多くて大変なのですが、この方法ですと、単なる定跡の丸暗記に終わらず、終盤まで含めてバランスよく勉強になるのではないか、なんていう気がしています。

一通りの定跡の対策が終わったら、後は指しまくりましょう!

というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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