Chibaと四間飛車と将棋

詰将棋もあるよ

徹底検証!角交換四間飛車銀冠vs6三銀型居飛車穴熊

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あなたは、角交換四間飛車を指しこなしていますか?せっかく早々に角交換したのに居飛車に▽6三銀と構えられ、冴えない将棋になってしょんぼりしたことはないでしょうか。

本エントリーを含む一連のサブエントリーでは、そんな角交換四間飛車最強の敵の一つ・6三銀型居飛車穴熊について、前回導入した将棋山脈で、解析してみたいと思います。

果たして角交換四間飛車は、穴熊に勝てるのでしょうか?それとも、穴熊に組まれてしまったら、やはり厳しいのでしょうか?

はじめに

皆様、「角交換四間飛車対策」対策は、万全でしょうか。角交換四間飛車対策というと、▽6三銀型ですよね。角交換早々に▽6四歩~▽6三銀とかやられると、「▽6三銀に構えときさえすればいい」という魂胆が透けて見えて、なんだか腹が立ちます。しかし、6三銀型にも、いくつか種類があるのは、ご存じでしょうか?例えば、これ。

▽6三銀~▽5四銀と出た「腰掛け銀」に、「平矢倉」という囲いを組み合わせた陣形で、藤井先生曰く、「堅さと厚みを兼ね備えた最強の矢倉」とのことです。が、「角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)」を読んでいると、なんとなくこの構えには角交換四間飛車も十分戦えているように、読めます。

一方、最近やられて困ったのは、これ。

最新の定跡なのかオリジナルの戦法なのか、私が見たことのある角交換四間飛車の本には、この戦型は載っていません。別々の人に二回ほどやられたので、前者のような気もします。一見、美濃囲いに比べて、お相手は囲いがやらかそうに見えますが、8筋は▽7二金が守ってますし、意外と攻め手が作れません。手を作りあぐねているうちに、▽3四銀~▽3三桂~▽1二香~▽7一飛~▽1一飛と、地下鉄飛車からの端攻めを食らい、負けてしまいました\(゚▽゚=))/。これについては、次回もう一回やられたら、ちゃんと棋譜を保存して、解析と対策を立てていきたいと、思います。

がしかし、今回の主役はこれでは、ありません。

6三銀型居飛車穴熊とは

ずばり、これです。

【今回のテーマ図】

居飛車側は▽5四銀と腰掛け銀に構えるのを保留し、平矢倉~穴熊への囲い強化を優先します。対して、角交換四間飛車も、争点がないため、仕方なく高美濃囲い~銀冠へと、囲いを進展させつつ、待ちます。

まるで、相手が攻めてこなくて困るノマ四vsイビ穴みたいな、いやーな展開です。「角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)」では唯一、形成互角で終わっている展開であり、

  • 銀冠の厚みと穴熊の堅さのどちらが勝るか、という戦い
  • 双方にはっきりした攻め筋が無い、難しい戦い
  • 後手番の場合は、無理に展開を打開する必要はない

と、我々子羊たちが路頭に迷うような終わり方です。そもそも、

銀冠の厚みを活かした戦いって、どうやる

んでしょうか?将棋ウォーズの戦法コレクションにおける銀冠の紹介文にも、「本物は銀冠を愛する」ってありますが、その域に達していない私には、その境地がさっぱり分かりません。

そこで思いついたのが、今回の企画、

先のテーマ図から、将棋山脈の候補手表示&kif解析の機能を使って、候補手(最善手)を1手ずつkifファイルに足して解析を続けていくと、どこにたどり着くのか?

です。果たして、銀冠の良さをいまだ理解できないこの私は、銀冠を愛し、銀冠に愛された、本物の男になることが、できるのでしょうか?

今回のまとめ

実際の解析は、次回以降にアップしていく予定なんですが、それだけではあんまりなので、今回のまとめとして、とりあえず先のテーマ図までのkifファイルを、将棋山脈の解析にかけてた結果を、のっけてみようと思います。解析結果はずばり・・・

角交換四間飛車側が約-200ポイントで不利

です。「なんやねん、互角といいつつ不利なのかよ・・・やっぱり穴熊が相手じゃあね」とお思いになるかもしれませんが、さにあらず。ご存じかもしれませんが、将棋ソフトは、基本的に振り飛車の評価が低く、大体飛車振った瞬間に200ポイント下がります。これは、三間、四間、中飛車問わず、大体下がります。

なので、テーマ図が振り飛車側-200ポイントということは、最初に飛車振ってポイントが下がって以降、ほぼ互角に推移しているということが、言えます*1。藤井先生の「互角」判断は、あながち間違ってないといえるのでは、ないでしょうか(そらそうか)。

一方、テーマ図からの候補手は、藤井先生が一例として挙げているのは、▽4四歩。以前使っていた「将皇」は▽5四銀で、将棋山脈は▽7三桂・▽4四歩・▽9二香・▽5四銀の4つを候補手として、上げています。なかでも一番評価が高そうなのは、藤井先生と同じ、▽4四歩でしょうか。

というわけで、次回以降は、▽4四歩を本筋に、解析を進めていきたいと思います。なんとか、角交換四間飛車に有利な変化が見つかればいいですが・・・果たして、どうなるでしょうか?

終わりに

というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。次回以降、なんとか有力な解析情報が得られるよう、頑張ります*2

参考書籍

角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)

角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)

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*1: 逆に、穴熊に組んでも、意外と将棋ソフトの評価値って上がらない感じは、ありますけど。

*2: 頑張るのは、AIですが・・・