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本ページは次の一手形式による、角を使った逆棒銀への嫌がらせ反撃の正しい受け方・第六回目の、解答ページになります。もし問題図をご覧にならずに直接このページに来てしまった場合は、こちらのページからご覧ください。それでは、準備はよろしいですか?
解答
▲6八金
になります。この手筋の一番の狙いは、△6九角成〜△7九馬の飛車いじめになります。なので、それを防ぐ、▲6八金が、最善の受けになります。なりますが・・・
△8七歩打たれたらどうすんの?
そう、
△8七歩問題が残ってしまいます
ね。参考書籍である「角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)」にはそれに対する解説が見当たりませんが、私が独断と偏見で最善手を想像してみます。
飛車をくれてやる訳にはいかないので▲7八飛と角を取るしかないような気がしますが、当然△8六飛と銀を取られるような気がします。そこで・・・
こんな感じですかね??▲7七角だと△7六歩と横歩取りされそうなので、飛車を追い払って歩を払おうと思うと、これしかない気がします。・・・一応駒得で後手は歩切れと有利な状態だとは思いますが、さりとて角の適当な打ち場所もなさそうで。ここからどう攻めるべきか、初級者泣かせの局面のような気がします。
おわりに
いかがだったでしょうか。個人的には、角攻撃のイヤラシさを象徴するような手筋のように、感じました。駒得はするものの逆棒銀は潰され、初級者は途方に暮れる・・・そんな感じが、角攻撃にはあります。
というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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