スポンサーリンク
本ページは、「実戦詰んだ将棋・第一詰」の、解答ページになります。もし問題図をご覧にならずに直接このページに来てしまった場合は、こちらのページからご覧ください。それでは、準備はよろしいでしょうか?
解答
解答はズバリ、
▲3四銀△同金
になります。つい手拍子で(?)△同金と取ってしまったのが、お相手の方の敗因となりました。
一見必死のように見えますが、よーく見ると、△3ニ同飛▲同龍に△3一金と打っとけば、まだもう少し詰まないように見えます。しかし・・・
飛車は切れなかったのか▲2ニ角成の筋しか見えなかったのか、角を止める△4四歩に▲2一龍で、詰んでしまいました。
最善手は一体?
という訳で、結果として詰んでしまったわけですが、果たしてどのような受けが本当は最善だったのか、分析してみたいと思います。
まずは問題図から▲3四銀と行ったこの場面、いつもお世話になっている将棋ソフト「将皇」の一手分析機能で割り出した最善手は・・・
なるほど、そうきましたか・・・確かに△4三歩と打っても金に逃げられるだけですが、しかしそうなると▲2三銀とか行ってみるのも面白いかもしれません。角の利きがあるので、△同銀とは取れませんし。
続いては、ここでの受けです。実戦は△4四歩となってあえなく詰んでしまいましたが・・・
ま、そうですよね・・・これしか受けは無いような気がします。
おわりに
いかがだったでしょうか。実のところ、5手目が必死じゃなかったなんて、当コーナーをやるために改めて見直してから気付きました。今回は大事にはなりませんでしたが、実戦ではよく、遠くの飛車や角の利きを見逃して「アレ?」ってなるんですよね・・・今だに。改めて、感想戦ってやはり重要なのかしらと思った次第です。
というわけで、本エントリーの内容はここまでになります。最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
一覧に戻る場合は、こちら
スポンサーリンク